=============================================================================== AllPrint for .NET Ver2 Copyright(C) 2005-2012 長次郎 =============================================================================== ■まとめて印刷「AllPrint for .NET2」の意義・特徴 仕事等で文書を作成する場合、色々なドキュメントフォーマット(WORD,EXCEL・・・) で作成します。 1つ2つの文書なら良いが、多くの文書をまとめて印刷したいような場合や、EXCEL の全シートをまとめて印刷したい場合、不便を感じている方が多いと思います。 インターネット等で探すと何点か一括印刷ツールはありましたが機能が多すぎたり また、足りなかったりと自分にとってベストなツールが見つかりませんでした。 そこで、たまたまOffice文書の印刷制御やVB.NETでの開発を手がけたのを機会に 自作する事にしました。 私が利用する為だけの自己満足ツールですが、考えていた以上に便利なものに なりましたので公開することにしました。 公開後も機能拡張を進め現在Ver2としてシェアウェアとして公開しています。 ■ツールの特徴  □色々な形式の文書をまとめて連続印刷できます。   WORD,EXCEL,PowerPoint,Visio,PDF,HTML,XML,Text・・・  □コマンドラインによる文書の連続印刷を行えます。  □Office文書であれば高速に印刷できます。   弊社環境で計測:WORDの5文書を右クリック印刷 20秒⇒7秒  □印刷時に印刷ページやEXCELのシート/PowerPointのスライド/VISIOの図面等を選択できます。  □印刷順を自由に設定できます。  □印刷部数を指定して印刷できます。(文書単位、印刷リスト単位)  □印刷一覧をテキストファイルに保存、読み出しができます。  □印刷したい文書をドラッグドロップにより自動印刷できます。(複数指定可能)  □印刷したい文書の入っているフォルダをドロップすることにより文書を指定できます。  □SendToに登録すればExplorerで右クリック印刷を行えます。   順番に印刷するので大量の文書を印刷してもメモリ不足になりません。  □作業毎に関連文書をを管理できます。表示順も自由に設定できます。  □一覧でのダブルクリックでファイルを開き編集することができます。  □EXCEL文書の場合、全シートの印刷を行います。  □インストール/アンインストールが実行ファイルをコピー、削除だけで済みます。 ■動作条件  以下の環境で動作確認を行っています。  ・OS   :Windows98,ME,2000,XP,Vista,7        ※Microsoft .NET Framework2.0以上がインストールされていること  ・文書形式:Microsoft Office97,2000,2002,2003,2007,2010、VISIO2000,2002,2003,2007,2010        PDF(AcrobatReader4,5,6,7,8,9,10、Acrobat5,6,7,8,9,10)        HTM,HTML,XML        その他、ファイルアクションで"Print"が登録されている文書(txt等)  ・プリンタ:1つ以上のプリンタドライバがインストールされ動作可能であること  ・ローカルディスク上で実行すること(ネットワークフォルダで実行しないで下さい)  ・Microsoft Office,VISIO文書の場合、対応するMicrosoft製品がインストールされていること ■インストール方法  1.「AllPrint.exe」を任意のローカルフォルダにコピーして下さい。    インストーラー付きファイルの場合は、インストーラーを実行して下さい。  2.ライセンスを購入していたら「AllPrint.exe」と同じフォルダにコピーして下さい。 ■アンインストール方法  1.インストールしたファイル&フォルダを削除して下さい。    ※インストーラーからインストールした場合、「コントロールパネル−プログラムの追加と削除」     からさ駆除して下さい。 ■使い方  □一括印刷   1.「AllPrint.exe」を実行します。   2.文書リスト領域に印刷したい文書を設定します。     (1)Explorerからファイルまたは、フォルダをドロップ       フォルダをドロップした場合、フォルダ内に含まれる印刷可能文書が全て追加されます。     (2)「文書追加」ボタンを押下し文書を選択     (3)「文書リストを開く」ボタンを押下し印刷リストから文書リストファイルを読み込む     (4)ExplorerからShiftキーを押下しながら文書リストファイルドロップ   3.「一括印刷」ボタンを押下し印刷を行う。     □ショートカットの作成   1.「AllPrint.exe」を実行し「環境設定画面」を開く。   2.「環境設定画面」でショートカットの作成を行う。     デスクトップ用及び、送る用のショートカットを作成できます。       □ドラッグドロップ印刷   1.「AllPrint.exe」を実行し「環境設定画面」を開く。   2.「環境設定画面」でショートカットの作成で「デスクトップ(印刷用)」を実行する。   3.Explorer等で印刷したい文書を1つまたは複数選択し作成したショートカットへドロップする。     □Explorerで右クリック印刷   1.「環境設定画面」でショートカットの作成を行う。   2.Explorer等で印刷したい文書を1つまたは複数選択し右クリックし作成したSendToに送る。     □コマンドラインパラメータ   1.コマンドパラメータ一覧     印刷(ファイル指定)  :/p 文書ファイル名・・・     印刷(文書リスト指定) :/p -i 文書リストファイル名     文書リストを指定して開く:/list 文書リストファイル名     プリンタ指定      :/printer プリンタ名     印刷範囲指定      :/page 開始ページ 終了ページ     環境ファイル指定    :/ini INIファイル名     LOGファイル指定     :/log LOGファイル名     メッセージ出力OFF    :/NoMsg    例1)AllPrint for .NETを開く      >AllPrint.exe    例2)文書を指定して開く      >AllPrint.exe 文書ファイル名1 文書ファイル名1・・・    例3)文書リストを指定して開く      >AllPrint.exe /list 文書リスト名    例4)文書を印刷する      >AllPrint.exe /p 文書ファイル名1 文書ファイル名2 ・・・    例5)文書リストを指定して印刷する      >AllPrint.exe /p -l 文書リストファイル名    例6)プリンタを指定して印刷する      >AllPrint.exe /printer プリンタ名 /p 文書ファイル名1 文書ファイル名2 ・・・      >AllPrint.exe /printer プリンタ名 /p -l 文書リストファイル名    例7)印刷範囲を指定して印刷する      >AllPrint.exe /p 文書ファイル名1 文書ファイル名2 /page 1 1      >AllPrint.exe /p -l 文書リスト名 /page 1 2      ※指定ページが存在しない場合、印刷されません。      ※ページ範囲を指定できない文書の場合、設定は無視されます。       ・WORD,EXCEL,PDF(Acrobat利用時):指定可       ・VISIO:指定不可       ・PowerPoint:スライドページ=ページとして処理      ※終了ページが指定されていない場合、開始ページのみ印刷します。      ※終了ページに0を指定した場合、各アプリケーションの動作に従います。    例8)INIファイル指定      >AllPrint.exe /ini iniファイル名    例9)LOGファイル指定      >AllPrint.exe /log logファイル名    例10)コマンド印刷でメッセージ出力を行わない      >AllPrint.exe /p 文書ファイル名 /NoMsg      ※/pオプションが指定されていない場合、このオプションは無視されます。      ※WORD,EXCEL等の印刷アプリケーションで出力されるメッセージは出力されます。      印刷確認ダイアログも表示されません。      ※「環境設定」でログ出力をONにすると印刷結果をログファイルに出力できます。    例11)コマンドの終了を待つ Windowsのコマンドの機能です      >start /wait AllPrint.exe /printer プリンタ名1 /p 文書ファイル名1      >start /wait AllPrint.exe /printer プリンタ名2 /p 文書ファイル名2    □その他便利な機能   1.一覧でのダブルクリックでファイルを開くことができます。     Explorerを起動せずに文書を開いて修正できます。   2.文書リストファイル内で、先頭に[']入れるとコメント行として扱われます。       □特記事項   環境設定ではEXEと同じフォルダにあるINIファイル(AllPrint.ini)を利用しています。   EXEファイルを移動する場合は、INIファイルも一緒に移動すると環境が引き継がれます。   HTML,HTM,XML文書は、InternetExplorerを利用して印刷を行います。    ■著作権・使用/配布条件・無保証・免責・サポート等 □著作権  AllPrint for .NET(以下、本ソフトウェア)の著作権は長次郎にあります。 □転載、配布  再配布は、一次配布先での配布形態・内容を変更せずに行ってください。  (できれば事後でいいので報告をいただけるとありがたいです) □免責事項  本ソフトウェアは、無保証です。  本ソフトウェアを用いた結果による損害、免失利益などについては著作者に  責任はないものとします。使用者自身の責任でお使い下さい。  著作者は、誤動作が起きないように注意して本ソフトウェアのメインテナンスを  行なっていますが、予期しない問題が起きる可能性は常にあります。 □サポート  本ソフトウェアのサポート方法は、現在は次のようになっています。   ・一次配布先は、著作者の設置したWebページ内です。   ・感想やバグ報告などは、Webページに設置したメールで受け付けています。   ・サポートページ : http://uch.c.ooco.jp/   ・メールアドレス : uch@nifty.com ■送金について  AllPrint for .NET はシェアウェアです。  ご試用した上で気に入ったら送金をお願いします。入金確認後ライセンスファイルを送ります。  送金方法、金額についてはは弊社HPを参照下さい。 ■既知の問題 ・バックグランド印刷を行う文書の場合、印刷順が前後したり印刷が行われないことがある。  AcrobatReaderでのPDF文書印刷、HTML文書等の印刷で発生します。  ※Microsoft OFFICE文書の場合、バックグランド印刷を解除してから行っているので問題ありません。  ※Acrobatがインストールされている場合、Acrobatのオブジェクトを利用して印刷しているので   問題は発生しません。  ※本問題は現在のバージョンで対応する予定はありません。   「AllPrint for .NET3」をご利用下さい。 ■改変履歴 2005/05/08 Ver:2.0.1946.36634  ・AllPrint for .NET1.1のシェアウェア化に向けて機能追加   ・環境設定ダイアログの構成見直し   ・ファイル毎に印刷ダイアログを表示できるように修正    ・出力ページ範囲の指定(指定できる文書のみ)    ・出力シート/図面/スライドの選択(EXCEL,VISIO,POWERPOINT時)    ・スキップ、印刷中止の選択   ・拡張子フィルタ設定の追加(指定した拡張子の文書のみを印刷可能にする)   ・PDF文書時の印刷WAIT時間を個別に設定できるように変更   ・HTML印刷処理を見直し   ・Acrobat7での動作検証   ・Microsoft OFFICE文書印刷で変更していた動作環境を終了時に元に戻す処理追加   ・メイン画面でプリンタ設定を行えるように修正   ・文書プロパティダイアログを表示できるように修正   ・その他、細かい修正 2005/05/10 Ver:2.0.1956.39803  ・OFFICE文書の印刷中にキャンセルした場合、エラーが発生する問題修正  ・複数部数指定の場合、キャンセルが正しく動かない問題修正  ・Office等のアプリケーションがエラーで印刷終了した場合、プロセスを強制終了するよう修正  ・Office文書印刷で対象アプリケーションが終了しない場合、強制的にプロセスを切断するように修正  ・AcrobatReader7で動詞(print)が登録されていない場合でも印刷できるように修正  ・印刷ダイアログ表示時、EXCELのアクティブシート印刷でエラーになる問題修正  ・印刷ダイアログ表示時、WORDで全ページ印刷が行われない問題修正  ・環境設定でActiveSheetのみ印刷に設定している場合、印刷ダイアログの初期値をアクティブシートに修正  ・印刷中止を受け付けていないループで受け付けるように修正 2005/05/11 Ver:2.0.1957.33574  ・データの無いところで右クリック-プロパティでエラーとなる  ・右クリックメニューに「文書のあるフォルダを開く」を追加  ・その他細かい改善 2005/06/15 Ver:2.0.1992.20441  ・プリンタ設定ダイアログが、印刷確認ダイアログになっていたのを修正  ・印刷確認ダイアログがTopMostで表示されていたのをアプリケーションの前面に修正  ・印刷中ダイアログをタスクバーに表示しないように修正 2005/07/05 Ver:2.0.2012.40955  ・AcrobatReader7がインストールされていてもファイルをリストに登録できない。   ⇒2005/05/10の修正バグ修正  ・AcrobatReader7で印刷時、Acrobatのウィンドウが印刷文書分開かれる問題修正 2005/07/21 Ver:2.0.2028.39831  ・PDF文書印刷時(Acrobat)の印刷ダイアログで「全て」を選択すると印刷されない問題対処  ・ファイルメニューの印刷でファイルの印刷が行われない  ・その他、細かい調整 2005/08/26 Ver:2.0.2066.37489  ・印刷確認ダイアログで印刷部数を指定できるようにした  ・コマンドラインで文書リストを指定して印刷できるようにした  ・コマンドラインで複数文書を指定したときにソートしないように修正  ・印刷ログ出力機能追加  ・その他、細かい修正 2005/10/10 Ver:2.0.2109.35055  ・コマンドラインに印刷ページ範囲を指定できるようにした  ・コマンドラインで環境ファイル(INI)を指定できるようにした  ・印刷確認ダイアログで印刷ページ範囲を次文書に引き継げるようにした 2005/10/18 Ver:2.0.2117.29515  ・拡張子の動詞で"printto"を正しく処理していなかった問題修正   印刷時、無条件でprintアクションで印刷を実行していた 2005/10/30 Ver:2.0.2129.39445  ・文書リストクリア後に「文書を開く」を行うとエラーになる問題修正  ・ボタンの状態制御を少し細かく設定するようにした 2005/11/26 Ver:2.0.2157.33578  ・EXCELの隠しシートがあると印刷エラーになる問題対処  ・印刷確認ダイアログを出さない状態でOfficeの印刷中ダイアログでキャンセルすると   エラーになる問題対処  ・一覧リストのファイル名をクリップボードにコピーする機能追加  ・コマンドラインでの印刷時、印刷対象外のファイルを除外していない問題対処 2005/12/29 Ver:2.0.2189.39480  ・パラメータ[/NoMsg]追加(コマンド印刷時メッセージを抑止)  ・パラメータ[/LOG]追加(ログファイルのコマンド指定)  ・ログメッセージの内容見直し  ・リストへのDrop動作に文書リスト追加(Shift + Drop で文書リストDrop)  ・インストーラー作成 2006/1/7 Ver:2.0.2198.34875  ・コマンドでPDF文書を印刷すると2つ目以降のファイルで印刷不可となる。  ・印刷中ダイアログの文言修正  ・/p -lの場合、/NoMsgが有効にならない問題修正  ・コマンドラインのPowerPoint文書を印刷で範囲外のページを指定しするとエラーで終了する問題対処  ・文書リストで"〜"のファイルもOKにした  ・その他、細かい修正 2006/5/12 Ver:2.0.2323.37580  ・AcrobatReader利用時、プリンタの切り替えが正しく行われない問題修正  ・/NoMsgが文書リスト以外の場合、有効にならない問題修正  ・環境設定のログファイル名設定修正 2006/12/6 Ver:2.0.2532.33672  ・ログ出力修正(WROD,EXCEL等のオブジェクト生成時のエラーログ出力等)  ・印刷キャンセル時、終了確認メッセージが出力されない問題修正  ・印刷サイズの小さい文書を印刷すると印刷順が入れ替わることがある。   FinePrint等の仮想プリンタを利用すると発生する可能性があり、印刷完了後に   若干のWaitを入れるようにした。 2007/01/11 Ver:2.0.2567.35751  ・文書リスト内にコメント行入力を可能にする。(先頭に[']を入れた行がコメント行)  ・文書リストから画面に設定する時、「印刷不可文書の扱い」設定が判定になっていなかった問題修正 2007/06/05 Ver:2.0.2713.24157  ・XML文書もIEで印刷するように修正 2007/08/07 Ver:2.0.2775.17467  ・ショートカットメニュー「選択されている文書をリストから削除」にあった不要なサブメニューを削除 2008/06/22 Ver:2.1.0.1  ・.NET Framework2.0に対応しました。(VisualStudio2008にコンバート)  ・Microsoft Office2007対応(2007 Office system 互換機能パックにも対応しています)  ・拡張子の対応追加(xlsx,xlsm,xlsd,docx,docm,pptx,pptm,vdx,xml)  ・ファイルオープン時のエラーメッセージ修正 2009/03/16 Ver:2.2.0.1  ・本製品の管理会社変更に伴うドキュメントやコメントの修正   有限会社長岡コムネット -> 株式会社マルス 2011/12/09 Ver:2.2.0.2  ・終了してもWORD,VISIOのタスクが残り、起動するたびに増えていく問題を対処  ・AcrobatReaderX対応 →まだ対処してない。対処してから公開すること 2012/09/20 Ver:2.3.0.1  ・本製品の管理会社変更に伴うドキュメントやコメントの修正   株式会社マルス -> 長次郎  ・AcrobatReaderX対応  ・フォルダがアーカイブ属性の場合、一覧へDragが行えない障害修正